給湯器のよくある故障原因
温まらない
事例❶
場所: | 名古屋市内 老人ホーム |
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依頼: | 火は着くが、温度が上がらない |
機器: | 細山熱器:DST-3号 |
原因: | ボールタップ不良の為、オバーフロー(止水不良) |
処置: | ボールタップ交換 |
時間: | 30分 |
ボールタップという部品は、お使いのトイレのタンクにも似たようなものが入っています。
この部品の玉が浮くことにより止水しています。
このボールの部品が劣化していたため、うまく止水できないと給湯器がまともに作動しません。
この部品を新しいものと交換することで不具合が解決します。
事例❷
場所: | 日進市 病院内厨房 |
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依頼: | 温まらない |
機器: | 細山熱器:DST-3号 |
原因: | ボールタップ不良の為、フロートの亀裂による浸水によりオーバーフロー |
処置: | ボールタップ交換 |
時間: | 30分 |
このケースは、ボールタップに割れが生じがなかに浸水していたため、正常に作動していませんでした。
同じような貯湯式給湯器をお使いの場合、ガラスの水位計があるので一度、水位が正常か確認してみてください。
じわじわ劣化していく部品なので、劣化していれば水位が高くなっていると思います。
ボールタップを交換することで、正常に動作するようになります。
オーバーホール
事例❶
場所: | 某チェーン店倉庫 |
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依頼: | オーバーホール |
機器: | 細山熱器:DST-特号 |
原因: | 経年劣化 |
処置: | バーナー清掃 ボールタップ交換 パイロットバーナー交換 タンク内清掃 |
時間: | 2時間 |
10年以上使われてましたが、思った以上にキレイな状態の給湯器のオーバーホールのご依頼です。
このタイプの給湯器は、20年以上使っている場合も多くあります。
オーバーホールをすることで、今後さらに10年以上使い続けていただきたいです。
床置き給湯器・ヒーター漏電修理
事例❶
場所: | 名古屋市内 介護施設 |
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依頼: | ブレーカーが飛ぶ |
機器: | 床置き給湯器 |
原因: | ヒーター漏電 |
処置: | ヒーター交換 |
時間: | 1時間 |
シンク下に設置したある給湯器が漏電しているのが原因でブレーカーが飛んでしまうケース。さらに追及すると、給湯器のヒーターが漏電の元でした。
目に見えた劣化は診断時に故障判定しやすいですが、今回の故障原因はこんなにきれいな状態でした。
ぱっと見た感じは、劣化等していなさそうに見えますが、テスターをあてると一目瞭然。今回は給湯器でしたが、漏電は、どんな機器でも起きる可能性のあるトラブルです。
不具合を感じたら早々にご相談ください。