回転釜のよくある故障原因
ガス臭い
事例❶
場所: | 刈谷市の工場内食堂 |
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依頼: | ガス臭い |
機器: | 服部工業:GHS-30 |
原因: | 回転グランドよりガス漏れ |
処置: | 回転グランド交換 |
時間: | 30分 |
現場の調理員さんからガス臭いとの相談がありご依頼いただいたケースです。
この機器は、学校給食の調理場で多く使用されています。古い物が多く20年前の物もまだ多く使用されています。
この回転グランドは、釜を回転させるときに擦れて劣化します。微少な漏れでは、気が付きにくいので、定期的に点検し、ガス漏れがひどくなる前に修理することをおすすめします。
蒸気漏れ
事例❶
場所: | 名古屋市 ホテル |
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依頼: | 蒸気漏れ |
機器: | 桐山工業 |
原因: | 回転軸Oリング劣化 |
処置: | Oリング交換 |
時間: | 1時間 |
回転釜は電気・ガス・蒸気などを使って温めています。ガス式が多く使われていると思いますが、このケースは、蒸気式の釜でした。
釜に入る所で、蒸気漏れがあり、そこの部分の修理が必要です。 Oリングはもう固くなっていて、外す再パキパキに壊れてしまいました。熱や蒸気による経年劣化です。新品に交換し、元に戻し、蒸気漏れがないことを確認し完了です。
今回修理したメーカーの構造は、ガスも蒸気も同じOリングで漏れないようにしている構造です。蒸気式は目で見えてわかりましたが、ガスの漏れだとなかなか気が付きません。回転する軸の部分なので、何かの拍子に重大なガス漏れ事故になる可能性もあるので、定期的に点検をしてください。