今回は蒸気式の食器保管庫を修理しました。

給食施設には必ず必要な、洗浄済みの食器や調理器具を次回使用時まで保管する

機器です。構造はシンプルで洗浄後の食器を濡れたまま保管庫に収納し

この保管庫は蒸気の熱で庫内を温め、食器を乾燥→熱で殺菌します。

今回の保管庫は13年程使用しており、写真(左側)の上から蒸気が入り、左右に分かれて

保管庫内を循環していきます。

写真(右側)は蒸気が漏れていた配管を外し撮影しました。

蒸気の力を受けて、配管に丸いクレーターが出来て、最終的に

配管にピンホールが空いてしまい蒸気が噴き出していました。

近年の施設は蒸気を使用しない施設が増えてきていますが

加熱速度は電気よりはるかに早いです。